おまけ by真也 任務受付所では、いつもの朝が始まっていた。 「おはよう」 「あっ、サクラさん。おはようございます。どうしたんですか?」 「うん。今月のアカデミーからの依頼内容を申請に来たの。リーさんは任務?」 「ええ。これからです」 「すいませんっ!うちは上忍とナルトさん、見かけませんでしたか?」 「いいえ?見てないわよ。リーさんは?」 「まだ見てませんけど。どうしたんですか?」 「それがっ!もう任務開始の時間を過ぎているのに、ここに来ないんですよ〜」 「ふーん」 「それは、大変ですね」 「何となく、わかるわ」 バタン!大きな音と共に、黒髪の上忍が飛び込んできた。 「おい!早くしろ!」 「うちは上忍っ。遅いですよ〜」 「すまない。こら!このウスラトンカチ!早く来い」 金髪の中忍がそろそろと、入って来た。 「・・・・うるせぇ。おまえのせいだっ」 「鍛え方が足りない」 「なにっ!・・・・・くそう、覚えとけよっ」 「返り討ちだな」 「お二人とも早くっ!第三会議室です〜」 「いくぞ、ぐずぐずするな!」 「わかってる!」 黒髪と金髪のコンビは、会議室へと消えた。 「ナルト、よろよろしてたわね」 「はい」 「サスケ君。特別任務行くそうよ。単独で」 「ああ。なんでもそれで今回のことが帳消しになるとか聞きました」 「うん、そうなの。・・・・・・何処行くと思う?」 「さあ。詳しくは知りませんが」 「砂の国との国境よ」 「そうですか。最前線ですね。大変なんだ」 「いえ。大変なのは、最前線じゃないわ」 「えっ」 「そこね。カカシ先生が、今、行ってるのよ」 「・・・・・・そうですか」 「ま、若いし。いい薬ね」 「青春って、苦いですねぇ。すばらしいです」 その後しばらくして、砂の国との国境から居酒屋『喜八』まで、全力で往復する黒髪の上忍が目撃されたようである。 <END> サスケが砂の国から『喜八』まで必死で走る姿を見たい方は、『愛の暴走特急』へ! |