◆人物紹介
| ●特務三課のメンバー● | ||
| 名前(年齢) | 髪と目 | 説明 |
社 銀生(28) |
黒髪黒眼 (蒼眼) |
特務三課の課長。昏一族の血を引いており、ずっと昏を見張っていた。 万一、昏が暴走したときは、処分する権限を持っている。(昏の首に封じた印を発動させれると首が飛ぶ) 五才の時に蒼眼が現れ御影研究所へと送られて、10才には『御影』となっていた。 昏一族の惨劇の折、唯一生き残った赤ん坊(昏)を御影研究所に搬送した。(その時、与儀や篝も同行していた) 昏と碧を「対」にすべく画策する。碧を案じて接近したきた藍に惚れて、同居を始める。 |
桐野 藍(25) |
黒髪黒眼 | 特務三課主任。元は総務部で勤務していた(御門の「手」だった)が、碧が特務三課に配属されることに決まったため、強引に三課に移ってきた。 銀生が昏の監視役であり、昏一族の血を引いていると知って、銀生を取り込もうとするが、ミイラ取りがミイラになったもよう・・・(-_-;)なしくずし的に銀生と同居することになる。 デスクワークの達人。特務三課のお局さん(水木談)的存在。 |
桐野 碧(18) |
金髪碧眼 | 和の国においては災いをもたらすといわれる外見により、迫害されて育った。8才までは御影研究所にいた。9才に桐野家の養子となてからは、玄舟や藍、斎達に愛されて育つ。 昏と「対」になり、今は森中の一軒家で同居している。 並外れた結界能力の持ち主。(ただし、コントロールは苦手) |
昏(18) |
黒髪黒眼 (銀髪蒼眼) |
和の国最強と言われた昏一族の生き残り。自分を丸ごと受け入れてくれた碧のために生きようと思っている。昏一族の「力」を使うときは、銀髪蒼眼になる。この姿は24時間元には戻らないので、その間は銀生の結界内に拘束される。 |
| ●御影本部の人々● | ||
如月 水木(25) |
金茶髪 薄茶眼 |
自他共に認める(?)御影本部のナンバーワン。以前は一人で「御影」と「水鏡」をこなしていたが、斎と「対」になってからは、公私共に(?)「水鏡」となる。 銀生とは、御影本部で任務成功率とカワイイ子獲得率を競った間柄。 (今でも何かと対抗意識を持っているらしい) |
桐野 斎(23) |
黒髪黒眼 (金眼) |
潜在的に強大な力を持つ「御影」。水木と「対」になるまでは、任務中に暴走してその都度拘束されていた。(西亢の『砕』) 新人の頃に水木に助けられて以来、ずっと水木を心の支えにしてきた。 自身は孤児(捨て子)で、桐野玄舟の養子となった。藍の義弟であり、碧の義兄である。 桐野家では家事一般と子供達の世話をしていた。 |
桧垣 閃(25) |
茶髪茶眼 | 水木の同僚。「水鏡」。賭け好きで、御影宿舎内の賭け事を一手に受け持っている。お調子者だが、けっこういい奴。あちこちに出没、美味しいメにあっている(笑) 金を貯めなければいけないらしい。 |
榊 剛(34) |
黒髪黒眼 | 水木の同僚。御影本部でも古参の「御影」である。じつは水木や斎を狙っていたちょっと危ない趣味の持ち主。 |
| 飛沫(60) | 焦茶の髪 黒眼(隻眼) |
先代の御影長。銀生や水木には苦労させられたらしい(笑) |
| 篠山 平良(32) | 黒髪黒眼 (白髪混じり) |
新任の御影長。(飛沫の後任) 水木と銀生に頭が上がらない苦労人。胃薬と頭痛薬を常備している。もとは冠の秘書。 |
| ●槐の国の人々●主要人物 | ||
黎 翡晶(24) |
砂色の髪 灰緑の眼 |
天央の砦の長。先々代の槐王(汪統)の庶子。一般には、遊興好きの「うつけの若」として知られているが、後見人でもある叔父の汪善や、庸銘を上手く動かして、砦を切り盛りしている。籐司の名代として働くことも多い。(籐司の没後、槐王となる) |
| 庸銘(36) | 鈍色の髪 黒眼 |
翡晶の守り役。槐の国でも優秀な術者。礼儀作法やしきたりに関して厳格。主上大事の一途な男。 |
| 籐司(28) | 黒髪茶眼 | 現槐王。学者肌の秀才で、政務に関しても理想論に走る傾向にある。 「王としての責任はすべて一人で負う」という信念から、自らを「弧」と称する。 |
| ●特務三課メンバーのまわりにいる人たち● | ||
| 鬼塚 修造(30) | 黒髪黒眼 | 特務二課の課長。ヘビースモーカー。見た目はゴツいが、根はいい奴。酒と賭け事が好きで、時折三課のオフィスへ遊びに来る。 |
| 海堂 怜(28) | 黒髪茶眼 | 秘書課長。各部の優秀な女子職員を引きぬいて、秘書課の充実を計っている。 御門の「手」。 |
| 錦織 文麿(32) | 黒髪黒眼 | 特務一課の課長。由緒正しい体術道場の主でもある。ちょっとかわったこだわりの男(笑) |
| 錦織 誠(18) | 黒髪黒眼 | 文麿の養子。もとは桐野家の孤児院にいた。特務一課所属で碧とは幼馴染み。 一葉や碧には「まことちゃん」と呼ばれている。 |
| 東風 一葉(18) | 黒髪茶眼 | 秘書課所属。誠のガールフレンド。桐野家の孤児院出身で碧とは幼馴染み。 姉のように碧の世話を焼くこともあり。 |
| 春日 是清(18) | 黒髪黒眼 | 特務一課所属。春日伯爵家の次男でエリート意識が強い。ほのかの双子の兄。 昏をライバル視している。 |
| 春日 ほのか(18) | 黒髪黒眼 | 秘書課所属。是清の双子の妹。素直な性格で、碧のことを陰ながら応援している。 |
| 藤おばちゃん | 黒髪茶眼 | 「藤食堂」の女将。女手ひとつで三人の子供を育て上げた。碧や昏のことを、わが子のように思っている。 |
| ●その他● | ||
桐野 篝(53) |
黒髪黒眼 | 玄舟の従兄弟にあたる。「対」であった与儀の死後護国寺に籠っており、都にはめったに出てこない。与儀の血を引く(と、思われる)斎を西亢の砦から御影に戻した人物。→『水鏡映天』へ |
| 桐野 玄舟(故人) | 黒髪黒眼 | 藍の父。孤児院や病院、学校など多くの施設に出資していた。 (没後、それらは「桐野財団」が経営を引き継いだ) |
| 昏 周防(故人) | 銀髪蒼眼 | 昏の父。昏一族の長。一族を滅した男。 |
| 柴(42) | 白髪茶眼 | 御影研究所の所長。前所長(鴫)の弟子。18年前、昏の治療に携わった。碧のDNAや潜在能力を調べていた。 |
柊 宮居(32) |
黒髪黒眼 | 柴の部下。一時、碧の世話をしていた。(碧に発信器をつけたのはこの人) 元「水鏡」候補だったが、ケガをして実戦には出られなかった。薬物の専門家。(平良の薬を処方している) |
| 伊能 元就(32) | 黒髪黒眼 | 総務部参謀室長。博識な男。 |
| 冠(50) | 黒髪灰眼 | 軍務省の長官。九代目御門の異母兄。 |
| 九代目御門(42) | 黒髪黒眼 | 和王。32才で即位した後、省庁再編などの改革をおこなった。 |
| 東洞院 遥(故人) | 白髪茶眼 | 昏の世話をしていた老人。術者。 |
| 漆原 夏芽(83才位) | 白髪黒眼 (昔は黒髪) |
学び舎の歴史学の教師。過去にある昏一族の男と関わりがあったらしい。 |
遠矢真(81才位) |
白髪黒眼 (昔は栗色髪) |
九代目の側近。かつての御影長、「焔(暁)」の「対」。与儀や斎など、金眼を持つ者たちを見守っている。 →『炎の淵から』へ |